Q. しゃがむと膝が痛くて、床まで下りられません。
無理にしゃがむ必要はありません。床の物はリーチャーで拾う、床に物を置かない、よく使う物を腰の高さに移す。この3つで、しゃがむ場面そのものを減らせます。膝の痛みのことは、主治医にご相談ください。
Q. 「何キロまで」と決めてもらったほうが安心なのですが。
お気持ちはわかります。ただ、上限を決めると「その重さまでなら安全」と受け取られやすく、持ち方の違いが見えなくなります。重さの数字ではなく、持ち方と運び方の3つを目安にしてください。ご自身の骨の状態に応じた注意点は、主治医にご確認ください。
Q. 腹筋運動は続けてもよいですか?
仰向けから上体を起こす腹筋運動は、背中を丸める動きの繰り返しです。骨密度が低い方は避けたほうがよいとされています。くわしくは骨を強くする運動の「背骨の圧迫骨折がある方への注意」をご覧ください。
Q. 骨密度が「低め」と言われただけです。ここまで気をつける必要がありますか?
骨密度が低めの方のすべてに、すぐ骨折が起こるわけではありません。ただ、この記事の作法は「やめる」ではなく「やり方を変える」ものばかりで、骨が丈夫な方にとっても腰の負担を減らす動き方です。できるところから取り入れていただければ十分です。気になることは主治医にご相談ください。
Q. 孫が小さいうちは座って膝に乗せられますが、大きくなったら?
歩けるお孫さんなら、「抱っこ」の代わりに「隣に座ってもらう」「手をつないで歩く」という関わり方に、少しずつ移していけます。立ったまま抱き上げる動きだけは、お孫さんの体重が増えるほど背骨の負担が増えますので、座ってからを続けてください。
Q. すでに1本折れていると言われました。この記事の作法で足りますか?
折れたあとは、起き上がり方や座り方、コルセットなど、この記事にない注意点があります。圧迫骨折の日常生活ガイドをご覧のうえ、動き方についてはリハビリの専門家に個別に教えてもらうことをおすすめします。
Q. 道具は介護保険で借りられますか?
介護保険の認定を受けている方は、福祉用具のレンタルや購入の補助を受けられる場合があります。ケアマネージャーや地域包括支援センターにご相談ください。