Q. ステロイドをやめれば骨は元に戻りますか?
ステロイドを中止すると骨量減少のスピードは遅くなりますが、失われた骨量が完全に回復するとは限りません。とくに長期間使用した場合は、ステロイド中止後も骨粗鬆症の治療を続ける必要があることがあります。主治医と相談してください。
Q. プレドニゾロン5mg以下なら大丈夫ですか?
5mg/日未満でも、長期間使用すれば骨への影響はあります。ガイドラインの「5mg以上で3ヶ月以上」は治療を開始する明確な基準ですが、それ以下でも年齢や他のリスク因子を考慮して予防治療が行われることがあります。
Q. 吸入ステロイド(喘息の吸入薬)でも骨は弱くなりますか?
通常量の吸入ステロイドであれば、全身の骨への影響は少ないと考えられています。ただし、高用量の吸入を長期間続ける場合や、内服ステロイドと併用する場合は注意が必要です。気になる方は呼吸器科の先生に骨密度検査について相談してみましょう。
Q. 関節リウマチの場合、ステロイド以外のリウマチの薬は骨に悪くないですか?
関節リウマチ自体が骨を弱くする因子です(関節の炎症が骨を壊す物質を増やす)。一方、リウマチを適切に治療して炎症を抑えることは骨にとっても良いことです。メトトレキサートや生物学的製剤によるリウマチの治療は、骨折リスクを下げる可能性があると報告されています。
Q. ステロイドパルス療法(短期間の大量投与)でも骨が心配です
短期間(3〜5日程度)のパルス療法のみで骨���鬆症が進行するリスクは低いと考えられています。ただし、パルス後にステロイド内服が続く場合(漸減療法)は通常のステロイド性骨粗鬆症の管理が必要です。
Q. 骨密度がまだ正常と言われていますが、予防の薬は必要ですか?
ステロイドを5mg/日以上で3ヶ月以上使用する予定がある場合、骨密度が正常でも予防治療が推奨されることがあります。ステロイド性骨粗鬆症では骨密度だけでは骨折リスクを正確に評価できないためです。ガイドラインのスコア表で総合的に判断されます。