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母から娘へ、そして自分のために — 世代をこえて、骨を守る

骨の健康は、世代をこえて受け継がれていきます。ご家族への贈りものとして、そして何より自⁠分⁠自⁠身のために、骨と長く付き合うための心もちをやさしくお伝えします。

骨の健康には、世代をこえて受け継がれる部分があります。あなたが骨のことを知れば、お母さまにも、娘さんにも、そして何よりあなた自身にも役立ちます。

骨粗鬆症は、痛みも自覚症状もないまま進んでいく「静かな病気」です。症状で気づけないぶん、知っておくこと、気にかけておくことが支えになります。そして、その知識は家族のあいだで受け継いでいけます。

三世代の女性(祖母・母・娘)が日の差すリビングで、笑顔で寄り添っている温かい場面 骨を守る知識は、家族のあいだで受け継いでいけます。

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骨は、受け継がれていく

骨の健康には、受け継がれる部分があります。ご家族、とくにお母さまが骨粗鬆症だった方は、ご自身も骨のことを少し気にかけておくと安心です。骨密度や骨⁠折のなりやすさには、体質として受け継がれる要素があることがわかっています。

裏を返せば、あなたが今⁠日知ったことは、そのまま娘さんやお孫さんにも伝えられます。「おばあちゃんは背中が丸かったね」で終わらせず、「だから私たちは、早めに検査を受けようね」と。家族で早めに気づく、その最初の一人になれます。

ご家族みんなで骨の健康を考えるヒントは、こちらの記事にまとめています。

📖 ご家族にできること — 骨粗鬆症の治療をそばで支えるガイド

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そして、何より「自分のために」

ご家族のため、と申し上げましたが、いちばん大切にしていただきたいのはあなた自身です。

骨のことをお話しするとき、私がいつも伝えていることがあります。骨密度が低くても、検査がこわくても、もし折れてしまっても、迷うことがあっても、それは、あなたのせいではないということです。骨の変化は、長い年月あなたを支えてきた体に起きる、自然なことです。自分を責める必要はありません。

完璧でなくて大丈夫です。納豆を一品、日なたを15分、かかと上げを10回。「昨日より、ほんの少し」を続けられれば、それで十分です。

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これからも、一緒に

骨粗鬆症は、治して終わりの病気ではなく、長く付き合っていくものです。正しく知って上手に付き合えば、骨はこれからも、あなたの毎日を支えてくれます。

迷ったとき、不安になったときは、いつでも記事一覧やコラムに戻ってきてください。気になることは主治医に相談してください。

あなたのこれからの毎日が、健やかで、笑顔の多いものでありますように。

——整形外科医 加藤裕幸


この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。診断や治療については、必ず主治医にご相談ください。

監修:加藤裕幸(整形外科専門医・日⁠本脊椎脊髄病学会指導医)

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医療監修

加藤裕幸(整形外科医・日本整形外科学会専門医)

最終更新:2026年7月11日